証券アナリストになりたい!資格の取得方法を調べてみた

証券アナリストとは

証券アナリストは、金融および資本市場におけるプロフェッショナルのことを指す言葉です。単なる職種としての名称と思っている人もいるかもしれませんが、日本証券アナリスト協会の試験を通過し、認定された人のみが名乗ることのできるれっきとした資格となっています。この資格を持っていると、証券市場の世界において、幅広い知識と分析能力を駆使し、顧客に対して投資助言を行ったり、投資管理についてのサービスを行うことができます。

また、証券や金融、銀行など以外でも、一般企業のIR部門や経理部門でも重宝されるようになるでしょう。株式を買うバイサイドがどういう企業の株を欲しているかを的確に知っているのですから、企業が投資家からの資金を集めるための戦略を立てることができる人材となり得ます。ですから、一般企業内でも活躍できる資格と言えるのです。

証券アナリストの仕事内容・年収

お金主な仕事内容は、企業の財政状況や業績を評価し、その企業の成長性や株価が今後どのような動きになっていくのかを調査・分析しつつレポートにまとめていくことです。そして、それを企業内や場合によってはメディアなどで発表します。あるいは、企業のIR担当者のところへ直接ヒアリングをしに行き、企業のビジョンなどを理解するためのインタビューを行うこともあるのです。

分析のためには、その企業の財務諸表を読み解くところから、そのときの市場やトレンドの動向、そして競合他社の動きなどまで鑑みて総合的な判断を重ねていかなければなりません。決算発表期は非常に多忙となり、それ以外のときには多少余裕があるなど、仕事の閑散期と繁忙期には差があると感じているアナリストが多いようです。一般的に、朝の始業は早めで、通常は夜の終わりも6時、7時頃といった時間のようですが、繁忙期のときにはその限りではありません。平均年収は600~700万円がボリュームゾーンで、1000万円を超える人も少なくありません。

証券アナリストの資格を取るには

証券アナリストの資格の勉強をする男性資格試験は、大きくは1次と2次に分かれています。そして、必須なのが日本証券アナリスト協会による講座を受講しなければならない、ということです。講座の受講と言うと、働きながらでは難しいと思われるかもしれませんが、通信講座となりますので時間を見つけながらトライすることができるでしょう。なお、1次試験の内容は3つの分野の中から8科目に渡って試験が出されます。3つの分野とは、証券分析とポートフォリオ・マネジメント、財務分析、そして経済です。

内容的には、大学に通って経済学部や商学部で学んだことのある人ならば、すでに知っていることもあるかもしれません。また、問題を解くためには数学の知識が必要となってきます。これは、試験に限ったことではなく実務上でも求められることですので、どうしても数字が好きになれないという人は、適性として疑問符が付いてしまうかもしれません。ただし、試験では面接や適性検査などでその点を問われることはありませんので、安心してください。

そして、2次試験は証券分析とポートフォリオ・マネジメント、コーポレート・ファイナンスと企業分析、そして市場と経済の分析、職業倫理と行為基準の4分野12科目から出題されます。2019年における2次試験の合格率は45%で、1次も50%程度です。資格難易度としては、難関国家資格であれば10%を下回るので、最難関というレベルではないでしょう。

関連記事